折り箱や薄板で食べ物を包んだりしたのは、木が抗菌・殺菌効果をもっているからで、昔の人の生活の知恵でした。
身体の冷えは自律神経を介して健康に影響を与えますが、ムク材の床は衝撃を適度に受け止めるだけでなく、床の冷えからくる疲れを防ぎ、足の温度を上昇させてくれるんです。
折り箱や薄板で食べ物を包んだりしたのは、木が抗菌・殺菌効果をもっているからで、昔の人の生活の知恵でした。
身体の冷えは自律神経を介して健康に影響を与えますが、ムク材の床は衝撃を適度に受け止めるだけでなく、床の冷えからくる疲れを防ぎ、足の温度を上昇させてくれるんです。
米糊は、日本では奈良時代の頃から建具や家具の接着剤として「続飯(そくい)」と呼ばれて使われだしたようです。当時は、きっと高価な物だったんでしょうね。
にかわは仏教が伝来して以来、日本では獣肉を食べることがタブー視されていたため、使用しなかった時期もありましたが、日本書紀に記されたところによると推古18年に墨を作るために使われたようです。その後は、木や竹を貼り合わせる糊として使用されたり、画材としても使われてきました。原料となる動物(牛・鹿・兎)によって、接着力がちがうんです。
ぎんなん草というのは、海草の一種です。食用になりますし、確かな記述はありませんが、アイヌの人たちが昔から食用としていたようです。北海道の留萌では仏の耳とも呼ばれ味噌汁の具として、一般にも出回っているようです。
柿渋は、多くの優れた特質を持っています。民間薬として多くの効能があります。これは、渋さの元であるタンニンが大きな役割を果たしています。
火傷・しもやけ・血圧降下・二日酔い防止・蛇、百足、蜂の解毒剤などに使われてきました。塗料としての役割も担ってきました。防水効果もあるため、番傘のの上薬として。その他にも、団扇や釣り糸にも使われているそうです。
また、塗料としての柿渋は防虫・防カビ・防腐剤として使います。柿渋の塗ったところに太陽の光をあてると、徐々に深い味わいの色味に変化していきます。性能面もさることながら、その風合いはペンキでは現せません。時間が経つほどに、その価値を感じていただけることと思います。
石とは大きく分けて3種類あります。
まずは、最も古い火成岩です。これは太古の昔に地球が冷える時にできたのですが非常に粒子が細かく、摩減しにくい石です。
次に堆積岩です。これは名前のとおり様々な物質が堆積し、強い圧力がかかって団結したものです。火成岩よりも柔らかいです。
最後に変成岩です。これは、地殻の変動時に高温・高圧にさらされて、化学的に変化した石です。
石は柔らかいものや、硬いもの、また色や形も様々です。
漆喰は土蔵や城郭などの建築物に古くから用いられたことからもわかるように、非常に耐火性、耐久性に優れた素材です。表面にヒビが入ったりしても補修も簡単なんです。
また、湿気の高低差の激しい日本には、まさにうってつけの建材でしょう。強アルカリ性であることから、カビの発生を抑制する能力もとても高いのです。
また、デザイン面においては色土を混ぜることによって様々な彩色ができること、固形物ではないので多種多様な造形ができるなど、非常に魅力的な装飾材でもあります。
古くは約5000年前のエジプトのピラミッドの壁として。また古代ギリシャやローマ時代の建築物にも使われていたことはアクロポリスの神殿やポンペイの遺跡からも出てきています。これらの文明では主にルネッサンス時代のフレスコ画として確立されたのです。
一方、アジアでは中国の万里の長城に使用されるレンガのつなぎ材として使われもしました。そして、我が国では戦国時代に城郭の建築に使われるようになり、その後土蔵や神社、仏閣などに使われるようになったのです。